効果的な採用面接スキル研修
正しい面接手法で、適切な人材を採用する。
採用において、あなたや貴社は次のような課題に直面していませんか？
面接官は、面接の一つ一つが企業の採用ブランドを直接的に構築、あるいは損なう可能性があることに、気づいておりますか？
多くの面接を行っているにもかかわらず、適切な人材を採用 できず、その結果として時間やコストを無駄にしていませんか？
応募者は面接では「非常に良い」回答をしているものの、入社後は期待していた能力を発揮できていない、ということはありませんか？
採用決定が主に個人の感覚や経験に基づいて判断し、面接に関わる関係者間で議論や対立が生じていませんか？
狙い
- 企業の採用ブランドを構築する上で、面接官が果たす重要な役割を正しく理解できる。
- 企業文化および職務要件に適合した、明確な採用基準を構築できるようになる。
- 感情や偏見による判断を避け、プロフェッショナルな面接を実施するための体系的なプロセスを習得する。
- 応募者の能力を正確に評価するための質問技法および適切な状況設定を習得する。
対象者
- 人事担当者、人事部長
- 面接およびチーム構築に直接関わる管理職、部門責任者
研修内容
第１章： 面接官としての役割認識と避けるべきポイント
1.1. 面接官の重要性
- 「門番」から「人材獲得のパートナー」への意識転換。
- 採用ブランドを構築する上での面接官の役割を理解する。
- 採用面接と企業における採用コストとの関係性。
1.2. よくある面接の失敗とその防止策
- 面接における思考の「罠」：類似性バイアス（Similarity Bias), ハロー効果（Halo Effect）、確証バイアス（Confirmation Bias）
- バイアスを防ぐための実践ツール：面接スコアカードの作成・活用、効果的なメモ・記録の取り方。
第２章： 面接のコアスキル
2.1. コンピテンシー面接（Competency-Based Interview：CBI
- コンピテンシー面接の全体像を理解する。
- 行動質問（Behavioral Questions）バンクを構築する
- コンピテンシーに基づいた面接ロールプレイを実践する。
2.2. STAR手法 ― 効果的に「深掘り」するためのツール
- Situation（状況）, Task（課題）, Action（行動), Result（結果）の4要素を詳しく分析する。
- 掘り下げ質問（Probing Questions）のスキルを高める。
- STAR手法を用いたインタラクティブな面接実践。
第３章： プロフェッショナルな面接の実践
3.1. 面接の構成
- プロフェッショナルな面接を実施するための5ステップ（A～Zの5ステップチェックリスト）
- 募集ポジションに適した優秀な候補者を惹きつける方法。
3.2. 実務に即したケースによる面接ロールプレイ
第４章： 応募者の評価と採用決定
- スコアリングによる客観的な評価
- 協議を通じた採用決定
第５章： アクションプランの作成
ご参考
パンフレット「効果的採用面接スキル」