住友電装グループSEAPS VIETNAM様インタビュー記事
住友電装グループSEAPS VIETNAM CO., LTD.様は、ベトナム人人材の育成を経営の
重要テーマの一つと位置づけ、次世代リーダーの育成に積極的に取り組まれています。
弊社は2024年より同社をご支援させていただいており、2025年にはグループ6社のベトナム人マネージャーを対象とした一連の「リーダーシップ向上研修」を実施いたしました。
そして、2026年には、住友電装グループでは将来のGM・経営幹部候補となるベトナム人社員の育成を目的として、「Vietnam Leadership Development Program(VLP)」を企画されました。
弊社も構想段階から参画し、プログラム設計から研修実施、アクションプランの推進支援まで、プロジェクト全体をご支援させていただきました。
本インタビューでは、SEAPS-V社の栗原様、青山様に、プロジェクト立ち上げの背景や当時抱えていた課題、VLPを通じて得られた成果や今後への期待についてお話を伺いました。
「Vietnam Leadership Development Program(VLP)」プロジェクトに関するインタビューの詳細は、
以下の記事よりご覧いただけます。
また、インタビューをまとめた動画は、こちらのリンクよりご覧いただけます。【インタビュー動画】


図:VLPプロジェクトの流れ

写真:VLPプロジェクトの様子
【栗原様、青山様インタビューについて】

写真:【インタビュー風景】
(左:栗原様、右:青山様)
【栗原様、青山様インタビューについて】
インタビュー実施日:26/6/2026
■ Q1:今回のVLP(Vietnam Leadership Development Program)を実施された一番のきっかけ・背景は何でしたか?
住友電装グループにとってベトナムは世界最大規模の製造拠点であり、6社3万人以上の従業員が勤務しています。これまではその生産規模を拡大させていくことがベトナムの役割でしたが、これからは、生産規模の拡大だけでなく、世界のものづくりのリーダーとして、世界を牽引し、また、日本からの機能移転など、より高度な役割が求められていきます。そうしたなかで、ベトナム人のスタッフの皆さんにはより高い視点、より広い視点で、マネジメントの意識を高めていただくことが重要になってきています。そのため、ベトナム人の次世代幹部、GM候補のメンバーにSWS本社および、ベトナム各社主管者の期待を伝えるとともに、研修を通じて、意識改革やスキルの向上に繋げていきたいという想いでVLPを企画しました。
■ Q2:今回の研修において、Aimnextをお選びいただいた理由を教えてください。
今回は、日系・ベトナム系を含む多くの研修業者様とお話をしましたが、Aimnext様には、企画段階から、親身に、当社のベトナム幹部人材の構想に関して、話を聴いていただきました。既存の教育パッケージにこだわらず、当社のニーズ、こだわりに合わせ、教育プログラムをスピーディかつ柔軟にアレンジいただいたことも業者選定の大きな理由の一つです。
■ Q3:本プロジェクトを通じて、受講者に期待していたことは何でしたか?
まずは、住友電装、またベトナム各社からの次世代幹部メンバーへの期待を理解していただくことが第一の目的でした。また、自部門だけでなく、自社、さらにはベトナム全体最適の視点で課題を分析すること、そして将来の事業課題を捉えたうえで、課題解決の戦略を立案いただくことをVLPの教育の中で経験いただきたいと考えていました。実際に、職場実践においては自部門の課題に関して、いつもとは違う視野、視点で検討される受講者の姿があり、目的をおおむね達成できたものと考えています。
■ Q4:VLP の全プログラムを通じて、貴社にとって、あるいは受講者にとって良かったと感じられた点はどこですか?
研修前半の集中講義で、日本とベトナムの経営トップから、対面で期待を伝達できたことは非常に有意義であったと考えています。また、現役のベトナム人GMからもGMとしての経験値や自身の仕事への姿勢、GMに必要な心構えを受講者に対面で講義していただきました。そのようなグループ内の上位層からのメッセージをAimnext様に上手く講義に反映いただいたことも研修成功の秘訣であったと感じています。
■ Q5: 進める中で大変だった点・苦労された点があれば教えてください。
ベトナムには住友電装グループ会社が6社あり、6社それぞれの歴史、会社風土、カルチャーの違いが少なからずあります。そのような状況の中で、各社の次世代幹部のメンバーに共感していただける教育を作るためには、各社経営トップ、HRマネージャー、また日本の関係者とも同じゴールを描いていく必要がありました。研修を通してどのような状態をめざすのか、何を受講者に伝えるのかといった点について、6社、また国を超えて議論を重ね、約1年の検討を経て教育プログラムを作成しました。深い議論を重ね、皆さんのアイディアが詰まったプログラムを作り上げたことで、ベトナム各社に響くプログラムにて教育をスタートさせることができました。
■ Q6: 特に印象に残っているテーマ・場面はありますか?
集中講義や講師とのワークショップにおいて、積極的な発言が見られたことは印象的でした。
Trang講師も一方的ではなく、対話型の講義を心がけてくださったので、受講者も主体的に参加することができたと思っています。
各講義のプログラムの間には、上司や社長とのフォローアップの面談を実施しました。この面談に関して、受講者には逆にプレッシャーになってしまうことも心配しましたが、面談を終えた受講者から「VLPを通して幹部と議論を出来る機会ができた」とのポジティブな声も寄せられ、上司、幹部との対話機会を醸成できたことも、VLPの成果であると印象深く残っています。
■ Q7: 発表会やアウトプットの場をご覧になって、受講者の皆様のレベル感・成長度合いについて感じられたことを教えてください。
自部門、自社の課題に関して自分なりの経験を織り込みながら分析し、戦略を立案されたことが良く分かりました。生産計画の達成に尽力いただいているマネージャーの皆さんには、普段なかなかそのような機会を提供することが不足しがちですが、今回の研修を通して、課題分析、戦略立案の機会を提供できたことは非常に有意義であったと感じています。
一方で、今後の課題として、より「高く・広く・遠く・深く・速い」マネジメントを実現するためには、その手法も含めより丁寧なレクチャーが実施できると良いと考えました。VLPは第二回を予定していますが、この点をブラッシュアップして進めていきたいと考えています。
■ Q8: プロジェクト終了後、受講者様の業務行動・姿勢・コミュニケーションに具体的にどのような変化が見られますか?(具体エピソードがあればぜひご教示ください)
現在は研修が終わったばかりで、その効果確認の途中ではありますが、受講者である9名の一部はOne Vietnam活動のリーダーとして現在すでに活躍いただいています。VLPを通じて感じた自身への期待を踏まえ、習得したマネジメントスキルを活かして、それぞれの活動をリーディングしていただきたいと考えています。
■ Q9: VLP およびAimnext のサービス提供を通じて、どのような効果を実感されていますか?
会社からの期待、マネジメントスキルの伝達を「ベトナム語」で実行していくことが効果的であると考えています。幹部研修は日本に受講者を招く形式で実行されることが多く、勿論本社を見ていただく価値は大きいのですが、どうしても言語の面が壁・懸念になります。そのような側面において、我々の意図を反映いただきつつ、一貫してベトナム語にて研修を実施いただいたことは、非常に有意義であったという風に考えています。
■ Q10: 現在の現場での実践・定着状況はいかがでしょうか?
成果報告会にて報告いただいた取り組みは、各受講者において現在も継続して取り組んでいただいている状況で、その取り組みの中での各々のマネジメント見直しも継続中です。会社としてその実践を引き続きフォローアップしていきたいと思います。
■ Q11: Aimnext のサービス(プログラム設計、講師、運営、フォロー体制等)において、良かったと感じられた点を教えてください。
プログラム設計においては、当社の人材育成の課題について背景を含めて親身に聴いてくださったことが大変有難かったです。深く課題を共有させていただいたため、一般的な教育プログラムに留まらず、当社とAimnext様オリジナルのパッケージを完成させることができました。
Trang講師との出会いにも感謝しております。日本を含めた豊富なマネジメントトレーニングのご経験と、熱意有る講義スタイルは「期待伝達」を我々の一つのコンセプトとしている中で、非常に魅力的であり、Trang講師なしではVLPの講義は成立しえなかったと考えています。
研修企画中には、多くの場面で当社から唐突なリクエストがあり、時にはプログラムを大きく見直す必要もありましたが、柔軟に対応いただき大変有難く感じております。
■ Q12: プロジェクトの進め方・コミュニケーション・報告体制について、お気づきの点・ご意見はありますか?
非常にスムーズに進めていただいた印象でした。日本人、ベトナム人双方のご担当の皆さんが迅速かつ柔軟に対応いただき、実務面含め、我々としては、フラストレーション無く、教育企画を進めることができました。本当にありがとうございました。
栗原様、青山様、インタビューにご協力いただきありがとうございます!
